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メ イ ン イ ベ ン ト 〜 キャンプ場に着き、直ちに夕食の準備に取り掛かります。”遅くなったらキャンプファイヤーやれないョ”のアナウンスに俄然やる気になった隊員たち。 もっとも2日目なので要領も得て手際が良くなっていました。この日のメニューは焼きそばとサラダ。調理が簡単だった事もあり所定内の時間で片付けまで出来ました。 いよいよ待ちに待ったキャンプファイヤーの時間。今年のキャンプファイヤーの中身は恒例の@フォークダンスそして、初の試みのA学年別教科書クイズ 最後は、これも恒例のB花火 と言った内容。『学年別教科書クイズ』は何が初めての試みかと言うと、元来森パトは常に分隊で行動している為 幅広い年齢層の隊員との交流が利点とされてきました。しかしその反面、同学年の隊員との交流が希薄に感じることが少なくありませんでした。 これはどの時点で顕著に現れるかと言うと、中学を卒業して青年隊員になる時です。同じ学年の隊員同士が一斉に繰り上がるのですが、その後の活動の 中で円滑なコミュニケーションが取れていない事に気がつきました。これは取りも直さず隊員として活動をしてきた過程での交流の少なさであると感じたのです。 そこで今回は、往復の新幹線の座席指定を同学年同士で固め、行きの車中で同学年同士アイディアを出し合いながら教科書問題を作ってもらう事にしました。 問題作成の過程で少しでも親近感が生まれれば!と言うのが狙いです。もう一つの狙いは回答者にあります。ここで作った問題は隊員たちは答えません。 全ての問題に対し青年隊員以上のスタッフが回答者となるのです! これはスタッフにとってはデンジャラスな企画です。もし、小・中学生の隊員たちが 出す問題を答えられなかったら、スタッフの沽券(こけん)にかかわります。しかし!ココが狙いで、答えられて当たり前の問題を答えられなかった時こそ ピエロとなったスタッフ達と隊員との間にある壁が低くなるのでは?と考えました。(もちろん大人としての信頼を失墜しない程度の不正解ですが… ) そして始まりの時間となりました。各自トーチを手に取りサークル内に入り大きな輪を作ります。そして隊長のト−チに火がともり、その火を各青年隊員に分けます。 火をもらった青年隊員たちは所定の場所に行き隊員たちに火をまわします。輪になった70本のトーチに火がともる光景は圧巻です。 キャンプ場の方も『初めて見た。今度やってみます』と、関心しきりでした。全員のトーチに火が行き渡り、さぁ始めようかという時に、『チョォ〜ッと待ったぁ〜っ!』の声。 みんなが声の方へ視線を向けると、赤いコスチューム(プーさんの気ぐるみ)をまとい『火』の神に扮した高野委員長の姿が。一同、爆笑?失笑?となります。 ところがこれで終わらないのが隊長プレゼンツ。さらに『チョォ〜ッと待ったぁ〜っ!』の声にみんなが振り返ると緑のコスチューム(ガチャピンの気ぐるみ)をまとい 『箕面山』の神に扮した坂本副隊長の姿が。これには青年隊員も大うけ。すると、またまた『チョォ〜ッと待ったぁ〜っ!』の掛け声。“またぁ?”と振り返ると、今度は 青いコスチューム(スティッチの気ぐるみ)をまとい『大滝』の神に扮した佐藤副委員長の姿。ここで更に大爆笑。。実はこの寸劇は青年隊員にも内緒のサプライズでした。 このため、みんなが夕飯の支度をし、食べている間、こっそり即興の脚本作りに追われていたのは何を隠そう隊長です…  楽しみにしている隊員たちに喜んでもらうためには何をしたら良いのか?どう言う想いとアプローチが必要なのか? 今年初めて青年隊員になった高校生達に伝えたくてスタッフ自らがピエロになりました。3人さんお疲れ様でした (^0^) 3人の神様が揃ったところで『燃えろよ燃えろ』の音楽が流れ、いざ始まり。一人ずつトーチをやぐらにくべて行きます。今年のフォークダンスは今ひとつの盛り上がりだった感じです。 最後に“♪はっぱキラキラき〜らきら♪”の八王子音頭を踊ってダンスは終了。続いて、いよいよ『教科書クイズ』のはじまり。スタッフに緊張が走ります。そして始まったクイズ。 『姫路城の通称は?』の問いに、どうせ判らないのなら!と『あしたのジョー』と答える高野委員長。これが思いのほかウケて結果オーライ ところが、出る問題、出る問題 難しくて、珍回答続出。みんな気張って作ったせいか高難度の問題にはずれても危機感が増さない雰囲気になっていました そこで、さすがに?意外に?高正解率を見せた のが小坂青年隊員。現役高校生の意地を見せました!クイズで盛り上がった後は最後に花火で締め。今日も長い、長〜い1日が無事終わりました。 2日目 PrtU 3日目
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