今年もプレキャンプの時期がやって参りました。キャンプの本番は準備と設営に追われてんてこ舞いなので 感傷に浸っている余裕はありませんが、プレキャンの時期をむかえると『もうキャンプの季節か… 1年は早いなぁ…』 としみじみ感じます。 今年もお馴染みとなりました日影沢キャンプ場で行うことに。 以前は高尾駅から日影沢まで歩くこともあったのですが、こなさなければならない事が多く、時短のためバスを利用します。 薪割り、火おこし、飯ごう炊飯やテントの組み立てなど、キャンプの為にしっかり練習して覚えなくてはなりません。 4月に入隊した新入隊員の中には初めて体験する隊員も多くいるでしょう。先輩隊員から色々と教えてもらいながら覚えていきます。 キャンプ場についてまずする事は、分隊ごとに装備品のチェック。毎年何かしらの備品が壊れたり紛失したりします。 そして昼食の準備にとりかかります。薪割り、火おこし、お米とぎとそれぞれのチームに別れ効率よく作業を進めます。 当然ですが早い分隊とそうでない分隊と差が結構あり、1番のポイントは火おこしの手際の良さにあります。 早い分隊では火がゴオゴオと焚け飯ごうをかけようか、と言う頃遅い分隊はまだ火がチョロチョロだったりします。 最初からうまく出来ないところが練習の意味で、どうしてそうなったのかをちゃんと説明し本番に活かします。 どの分隊もまずまずの炊け具合でしたが、中には水っぽくなってしまったところもありました。が、一番厄介なのはまだ芯があって 硬いご飯です。苦肉の策で水を足し再度火に掛けますが大抵はうまくいきません。さて片付けも終わるとテントの設営実習。 今年も青年隊員の発案でテントの組み立てと、分解・収納までのタイムトライアルを行いました。今までは何と無く30分位かかるかなぁ… 程度と認識していたテントの設営。ここはひとつ正確に把握しておくには良い機会です。各分隊ごとに競争開始! 結果はナント!早い分隊は12〜13分で組み立ててしまいました。これは本番のスケジュールを立てるのに大変役に立つデータとなりました。 |