今年の8月も高尾山ナイトハイクを企画致しました。これは昨年、夜景を見ながら登山をし、高尾山のムササビを観察しようと企画、実施したものですが結果、ムササビは見れず。 今年はそのリベンジの意味で再チャレンジです!昨年の教訓を活かし、日影沢にて昼から自分たちでテントを設営。予定していた作業を終え、少し早めに登山を開始。 ここ最近では日影沢から登る事は少なかったのでほとんどの隊員が始めての体験となる。行くと分かるが本当に木々をぬって歩くようなコースで狭く、急勾配が続く。 直前に降った雨のせいで路面も滑りやすく、一番怖いのは木の根っこで足を滑らす事です。日頃は木の保護のため根っこを踏まないよう注意を促しておりますが、 このコースばかりはそうは行きません。根っこの露出部分が多い上にどうしても根っこを足がかりに進まずには行けないポイントが多く、そんな場所が危険なのです。 早めのスタートの甲斐あって明るいうちに目的地の薬王院山門に到着。明るいとは行っても日は暮れており、各自持参のお弁当で夕食後ムササビ観察に備えます。 とにかくおしゃべりをしないよう注意。また、一般の観察者に迷惑のかからないよう走らない・音を立てないを厳重に注意。ジャッジは結構まちまちですが基本的には敏感な生物なので静かに見守ります。 まずはムササビを刺激しないように懐中電灯に赤いセロハンを巻きつけ即席の赤外線ライトを作ります。次は営巣している木の下に新聞紙を敷き、寝転がり出てくるのをひたすら待つ!です。 しかし、今年は全く気配も無く、泣き声すら聞こえません。只々待っているだけなので隊員たちは当然飽きてきますよね…(´0`) 退屈しのぎにおしゃべりを始める⇒駆け回り遊びだす。 挙句の果てにどこかで始まった花火大会をみんなで見出す始末。。。 なかなか根気良くとは行かないものですねぇ…
結局見れず終いで薬王院を後にします。 下山の頃には山道は漆黒の闇。懐中電灯を頼りに慎重に足元を確認しながら進みます。無事にテントに到着後簡単なミーティングをし翌朝に備えます。 翌朝、目覚めた隊員たちはラジオ体操で眠気を吹き飛ばし、早速火をおこして飯ごう炊飯に取り掛かります。今年入隊した隊員たちもプレキャンプ、 サマーキャンプに続き本年3回目の飯ごう炊飯。みんな回を増すごとにうまくなっています!最後はロープ・三角巾・火おこしのチームに分かれそれぞれ習得に励みます。 |