高尾を守るボランティア活動　八王子森林パトロール隊　５月行動報告

２０１０年５月２３日　　　　　　　　　　【（社）八王子青年会議所合同行動】

ここ3年ほど恒例となりました（社）八王子青年会議所との合同行動日です。行動内容は（社）八王子青年会議所の担当委員会が起案します。

今年は、少し趣向を変え講師をお招きし講演を聞いた後にその内容に沿って分隊ごとにディスカッションを行う、という企画でした。

1日のテーマは『将来について考えよう』でした。まずは導入部である講演で命の大切さを、橋本京子先生にご口授頂きました。

先生は全国各地へ飛びご講演をされており、地元長野県ではNPO法人の役員も兼任されボランティア活動に尽力されている方です。

講演では2人ペアで聴診器が配られ、隊員同士お互いの心臓の鼓動を聞き、命を実感してもらいました。「命ってな～に？」の問いには

様々な解答が出ましたが、隊員なりにおぼろげながら何かをイメージできた様です。講演ではちゃんと大人しく話しを聞いてくれるか心配をしており

ましたが案の定、飽きが出てくると聴診器で遊んだり、おしゃべりをはじめたり、と目に付け注意をしておりましたが、先生の戦争体験談でご姉妹を

亡くされた話しになると一様にしーんと聞いておりました。人の死に直面するという話しは思いのほか隊員たちの心に響いた様です。

命に感謝⇒生まれたこと・食べ物に対して⇒両親や先祖のありがたみ　　など、今の自分の命、時間は歴世の賜物であるとした上で、食事をとるときの

『いただきます』は単に食べ物をいただきます、という意味ではなくその命をいただきます。と言う意味なのですよ、と聞かされなるほど！と思わずうなずいていました。

最後は隊員から感謝の発表をしてもらい講演を終了致しました。

昼食後、分隊ごとに別れ講演内容を基に（社）八王子青年会議所のメンバーと将来についてディスカッション。限りある命だからこそ夢に向かって一生懸命チャレンジ

してみよう！という内容でした。普段聞けない隊員たちの夢を聞くことができました。えぇ～っ？なんて驚くような将来像や意外な理由なんか聞けておもしろかったです。