今年最後の行動日です。と、同時に現スタッフでの最後の日を迎える事となりました。 今回の企画は青年隊員たちに全面的に委ね、立案してもらいました。再々にわたる青年隊員ミーティングを重ねアイデアを出し合った結果 午前中は 『大縄跳び』 『人間バスケット』 『ブラックボックス』 お昼ごはんを挟んで 『ケーキづくり』 『プレゼント交換』 場所を移して 『ドッヂボール』 とクリスマス要素を盛り込み、お楽しみ会的な1日の企画となりました。今回は青年隊員たちの自主的発想力を高めること、そして隊長を退任するに当たり 今まで培ってきた企画力の成果を見てみたい…との想いから彼らに託しました。一見お遊び会の様に見えますが趣旨を聞くと、分隊ごとの取り組みになっており 団体行動に於ける結束力の向上を図る為の1日にする!と言う想いが込められているそうです。 『大縄跳び』は分隊対抗戦で跳んだ数を競うもので判り易いのですが、『人間バスケット』が良く判らず説明に時間がかかってしまいました
説明によると 『フルーツバスケット』の人間版だそうで、簡単に言うと出題されたテーマに基づいて共通する仲間とペアを作り、あぶれてしまった人が負けと言うものだそうです。 負けた人は次の出題者になるので、普段しゃべらない隊員でもみんなの前で元気良く出題しなければなりません。こんなゲームでも人前で話す事に慣れる。 出題を考え工夫する。お互いに共通点を見出しながら隊員同士のコミュニケーションを促進する。…等などの効果が期待されます。 『ブラックボックス』は“箱の中身はなんじゃろか〜?”です。3年前に隊長が苦心の末自作した箱の中に手を入れ、分隊の皆で相談し中身を当てるゲームです。 午後は毎年恒例のケーキ作り。今年も例年通り吉村さんに指導をお願い致しました。吉村美咲青年隊員?も久し振りにお手伝いに駆けつけてくれました。 『プレゼント交換』は男女混合でのシャッフルとなり、お互いに何が当たるかドキドキしながら回していました。最後は会場を長房市民センターから並木町の 『セント・ベル幼稚園』さんへ移動し園庭をお借りして分隊対抗戦の『ドッヂボール大会』を行いました。『セント・ベル幼稚園』さん有難う御座いました。 さすがに現役小学生は『ドッヂボール』強いですネ 普段のうさ晴らし?ではないでしょうが、みんな張り切っていました。 最後は1日の分隊ごとの点数を集計し、順位発表&景品授与のセレモニーの為室内に集合。 (今日で最後だ…)と様々な想いを胸に臨んだ1日。隊員たちも意識してか?
しなくてか?そんな話題はあまり無く時間が過ぎ、いよいよお別れの時を迎える 事となりました。基本的には全てのスタッフが入れ替わると言う事でしたが、取り分け10年以上にわたり保護者目線で隊員の安全と成長を見守り続けてきた 駒田さんと、隊長から隊員一人一人に記念品を渡したい!と無理を聞いてもらい時間を頂きました。最後の挨拶をしようとしたその時、青年隊員が壇上に 上がり“お二人に隊員たちからのメッセージです”とノートを手渡されました。その青年隊員の目には涙が… 追っかけて“私たちも作ってきました!”と女子隊員 が駆け上がってきてスクラップブックをもらいました。思いがけない演出に驚きながらも隊員たちに話しを始めたら一気に想いがこみ上げてきて声が詰まってしまいました。 それでもなんとかこらえながら話しをして、いよいよ一人一人に記念品を手渡し始めるとなんと!顔を見るなり泣き出す隊員が何人もいて…これは反則だぁ〜 学園ドラマの卒業式さながらにこちらも一緒に泣いてしまいました。(武田鉄也や水谷豊のようにカッコよくとはいきませんが… ) 思えば私も10年近く隊のスタッフとして関わって参りましたが隊長の最後に、こんなにも劇的に送り出された事は記憶にありません。 また、この日はしばらく参加していなかった者も含め大勢の青年隊員が駆けつけてくれました。最年長の木津青年隊員。山本青年隊員。吉村青年隊員。伊藤青年隊員。 池亀青年隊員。小泉青年隊員。原島青年隊員。山内青年隊員。小坂青年隊員。吉村青年隊員。朝野青年隊員。城定青年隊員。松林青年隊員。山本青年隊員。 時間には間に合いませんでしたが、解散時には渡辺青年隊員も駆けつけ、総勢15名の青年隊員が集まり、まさに新旧勢ぞろいとなりました。今回は隊員の出席率も87% と多く参加してくれたのですが、一つの心残りは… 最後に集合写真を撮り忘れてしまった事です。せっかくたくさんの関係者が揃ったのに…本当にあっという間の1日でしたが 文字通り隊長冥利に尽きる最後となりました。若かりし頃、先生に憧れていた事があった私にとってこの4年間は一生の思い出に残る体験をさせて頂きました。この経験は私の 大切な宝物です。これまで至らない点をサポートしてくれた榛葉・坂本・峯夫・千葉副隊長。紅一点で森パトのお母さん役に徹して下さいました駒田隊長補佐。これまで毎年 ブツクサ文句を言われながらも支えてくれた歴代委員長をはじめとする青年会議所の皆さん。岩崎会長をはじめとする育成会の諸先輩。そして誰よりも頑張ってくれたのは… 自らの経験を遺憾なく発揮し尽力してくれた青年隊員のみんな。全員は言い尽くせませんが、本当に今まで有難う御座いました。心より感謝申し上げます。                     
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